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2011年09月 |
第105号 フェニックス・セミナー開催 |
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講演料なし、交通費もなし、その上一般受講者と同じ受講料まで払う。そんな講師による講演会など聞いたこともない。しかし、なんと12人が積極的に手を上げてくれた。それも名うての講師経験者ばかりである。
東日本大震災歯科仲間応援プロジェクトの一環として行われたフェニックス・セミナーは、そんな熱い心の歯科医療人たちの集いの場となった。講師の中には歯科医師会の講演などでは実績はあるものの当社のセミナーで講師を務めるのは初めてという先生が一人いたが、休憩時に「素晴らしい会だ」といって感激してくれた。
1人の持ち時間は僅か30分前後。12人の講師は事前の打ち合わせは一度もなく、主唱者である佐藤暢也先生と当社で決めた共通テーマ『不変不屈の歯科医療の本道』がただあるだけだった。
それぞれ環境も規模もすべて異なる医院経営を行っている中では、当然『本道』の捉え方も異なってくる。しかし講演が始まり演者が次々と独自の話を展開していくと、不思議と1本の線に収束しているのが分かってきた。共通項にブレがないのだ。
多くの共感と共鳴が場内を支配し、森本静香さんの素晴らしい映像には全員が目頭を熱くした。そして吉永勉先生の『生きるということ』につながり、最後は佐藤暢也先生の
『Philosophy 』できちんとおさまりが着いた。素晴らしいの一語である。講師の一人が言った言葉が耳に残った。「症例写真が1枚も出ない歯科の講演会なんて初めてだ」
この日に合わせてくれたように、気仙沼の葛政寛先生が震災の記録をまとめた写真集とDVDを送ってくれた。開会に先立ちDVDは放映し、写真集は展示した。
一日も早い東北の復興と健全な歯科医療の本道が再びひかれることを願うばかりである。 |
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