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| 2006年03月 |
第39号 組織モチベーションを高める |
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■プロ野球日本代表がくれた久々の感動
先頃行われたワールド・ベースボール・クラシックでは、多くの日本人がス
リルと感動を等しく味わうことができました。準決勝と決勝の２試合はテレビ
放送の視聴率が50％を超えるという脅威的な数値を記録したそうですが、私も
ご他聞に漏れずテレビの前に釘付けにさせられた1 人でした。
野球中継をプレイボールからゲームセットまで通して観戦したというのは、
何年ぶりだったのか記憶にないくらいで、そういう意味で今回は自分にとって
の快挙でもありました。長嶋茂雄が新人だった頃の巨人が、西鉄ライオンズに
３連勝４連敗で負けた日本シリーズの中継を、７試合とも最初から最後まで近
所の家のテレビで観たことだけは良く覚えています。その後もあったのかもし
れませんが明瞭には思い出せません。特に近年は人工芝やドーム球場、画一的
で騒々しい応援といった「作られた雰囲気」が嫌いだったり、ゲームの進行が
まどろっこしく感じたりとかで、ほとんど見る気が起こらなくなっていました。
今回の世界大会についても大して期待感は持ってはいませんでしたが、いざ
始まってみますと、ピッチャーの投球リズムはストライク先行型が多く、強制
的な馬鹿げた応援もなく大変スピーディに感じられました。特に最後の２試合
はトーナメント戦ということもあってスリリングな試合が展開され、事前期待
を大きく上回るものとなったのです。 |
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