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2007年02月 |
第50号 “ライバルは異業種”時代の到来 |
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医療費は抑制される
公的医療費に対する考え方の違いは、立場によって大きく異なります。行政
に関わる立場からすれば「医療費は抑制しなければ制度が維持できない」でし
ょうし、医療者に言わせれば「保険点数の引き下げは死活問題」となるでしょ
う。また一方、患者側からは「医者や歯医者は儲け過ぎではないのか」といっ
た不信の声も聞こえてきます。
医療制度の今後の趨勢について確信を持って言えることは「誰が総理大臣に
なろうと、どこが与党になろうと、医療者の主張が大きく受け入れられること
はないだろう」ということです。
政権担当者が、その時の政治情勢を勘案して医療者寄りの政策を打ち出すこ
とはあるでしょうが、それはあくまでも政争の一手段であって、医療費抑制の
基調自体が大きくぶれることはないだろうと思っています。 |
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