「働き方改革」を、労働時間の短縮という一面だけで捉え、診療時間の短さと給与面の高さといった待遇面だけで歯科衛生士を確保しようとする歯科医院は、結果としてよい人材を揃えることができないでしょう。
勿論、待遇面は誰もが気にするところですので、魅力的でなければなりませんが、もっと魅力的であるべきは歯科医院が「生きた組織」になっているのかどうかです。つまり院長のビジョンが魅力的であり、経営手法が理に適っており、従業員エンゲージメントが高いかどうか、そこを意欲的で優秀な歯科衛生士は判断します。
そういう人材を採用しなければ、スタッフの定着率は上がらず、よい採用をしたことにはならないのだということが、203号の7ページから9ページにかけて書かれています。
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