求人環境が厳しさを増す中で、給与や勤務時間など就業条件がスタッフにとって相当良化されて来ており、
ほぼすべての歯科医院において初任給アップと勤務時間短縮が実施されている。そのことが『働き甲斐』が
芽生える一要素となっていることに間違いはない。ただ、真の働き甲斐は待遇や勤務時間によってのみ生まれてくる
ものではない。スタッフ個々の能力と強みを見出し、その活用を医院収益の拡大に結び付け、スタッフに対しても
応分の報酬を以て報いるなら、その医院のスタッフは『仕事への遣り甲斐』『医院での働き甲斐』を大いに感じ取り、
その能力を医院への貢献を通じた自身の成長と幸福達成のために更に活用しようと励むだろう。そして歯科医療が
多様性に富んだ広い領域の医療へと進化したことに伴い、今までの歯科医院には存在しなかった異色の専門技能職が
働き始めるようになってきた。彼らに対しても特に働き甲斐を見出せるような組織づくりを行わないと専門技能職で
あるため歯科医院に見切りを付けてしまう危険性がある。そのための対策を述べているところが280号の読みどころです。
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