マニュアルワークが正常に機能していなければ、歯科医院に求められるエモーショナルワークも、その質を
支えるナレッジワークも効果を正しく発揮できず、宝の持ち腐れ状態となってしまう。ところがマニュアル
という言葉があまり良い意味で使われないことが多いためにマニュアルワーク自体が軽んじられてきた嫌い
があるが、実はそうではないことをよく肝に銘じてもらいたい。院内の清潔さや動きやすさといった環境保持。
診断・治療・説明の流れやその準備。受付と診療チームと事務方の相互連携。それらを円滑に回していくため
の決め事はすべてマニュアルワークなのだ。誤解してはいけないのは、エモーショナルワークをマニュアル
ワーク化してしまうことだ。それを防ぐためにナレッジワークが存在する。ナレッジワークはどのように
効果的に使われ、管理され、価値を高めているのか。それらがどうあるべきかを決めるマニュアルがどう
なっているのかを再点検することの必要性を説いているところが279号の読みどころです。 |