「応募者はもちろん自ら獲得したスキルや専門知識を保証する資格をアピールします。しかし実は採用担当者はそれらの能力を決め手として重視しません。採用担当者が見ているのは『この人はうちの会社に来てうまくやっていけるだろうか』『仕事を任せたら責任を持ってやりぬく人だろうか』という点です。そのためスキルや資格の欄よりも、転職回数が重視されるのです」(神保紀秀著『非正規社員を競争力に変える法/エンプロイアビリティに気付いた組織だけが生き残れる』より)歯科医院で働くということは、ひとつの組織に勤務することでもあり、顧客との関係ばかり良好なものにしても不十分。組織の他のメンバーとも気持ちよく良い仕事ができるように
しなくては、結果としては来院者を意欲的にすることもできなくなる。この勤務者という立場に立った時に求められる能力、エンプロイアビリティを備えた人材を歯科医院は採用すべきであり、歯科医療スタッフを目指す人間はそれを備えなくてはならないとの主張がVol.89の1ページから6ページにかけて書かれています。
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