21世紀を迎えた辺りから、歯科界の考え方は『治療から予防』『キュアからケア』へと大きく舵を切り始めました。治療後のケアの重要性を考えれば歯科の存在価値は高まりますし、予防という考え方を進めれば歯科の将来は全然暗くありません。それが、予防とは無縁の歯科医院のPRに利用されます。『痛い』というイメージを払拭する上で『予防』は絶好のPR用語になりました。フィロソフィーのない口先だけの“予防歯科医”の本音は、患者を“呼ぼう歯科”ではないでしょうか。 予防に対する考え方の変遷を163号第1章『治療と予防の並列進行時代の到来』にまとめてあります。
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