2007年5月11日、長きに亘って日本のラグビー界をリードしてきた同志社大学名誉教授の岡仁詩先生が亡くなられました。6月に発行された155号は岡仁詩追悼の趣を前面に出しながら、岡先生が遺した独創的なラグビー戦術とフェアプレーに徹した戦い方を題材に、歯科医院経営のあり方を論じています。
第1章では『独創性の高いマネジメントスタイルを構築する』とし、経営セミナーや医院見学などを通した知った他医院のマネジメントスタイルをそっくり真似てしまうようなことを厳に戒めています。
第2章では『「利益追求」は正しいが、フェアでなければならない』とし、「フェアであることは、マネジメントにおいても最重要な要素のひとつだと思います。顧客に対して、従業員に対して、取引先企業に対して、そして何より経営者本人の人生に対してフェアであることは、マネジメントを発展させる上で不可欠な精神ではないでしょうか」と結んでいます。
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