歯科医療は、受診者に幸福感を継続して与えることのできる“やりがいのある仕事”であることを、情熱をもって全員に説き共感してもらい、全員の強みを生かすべく具体的な業務目標を幸福度向上に沿う内容で確立する。そしてその成果に対しては理に適った報酬で報いることを院長が決意する。
これが院内幸福度向上の第一戦略。第二戦略は、職場が幸福感で満たされるような組織にするために、全従事者の自己肯定感の醸成策と前向きな挑戦意欲の育成策を打ち立てる。自己肯定感は重要感、有能感、好感に分解されるが、組織内で自己肯定感を高めるためには自助努力に加えて、院長やチームメートであるスタッフがお互いの肯定感が高まるように意識的に行動することが必要である。
顧客幸福を実現させるためには院内幸福度向上戦略が整備される必要があると、216号の6ページ小見出し『顧客満足と顧客幸福の分水嶺』から7ページの末尾までにかけてまとめられています。
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