勉強熱心な歯科医院では院内における勉強会が頻繁に開催されるほか、外部研修への参加も盛んに行なわれていると思います。外部研修への参加は2通りあるでしょうか。院長やチーフスタッフが指定する半ば強制的な研修と、もうひとつはスタッフ個人が「受けたい」と強く思って受講希望を申請し、院長の許可を得て参加する研修です。後者の場合は自分の希望ですので、申請書に研修内容から習得できる知識技能の詳細、更には特に自分が学びたいことについて詳しく且つ熱く書くはずです。もしそれがなければ院長は申請を却下すべきです。
一方、前者の場合は上からの強制ですからそのような事前の希望や熱意などは基本的には存在しません。実はここが問題です。強制的にでも受けさせたいほど良い研修なのですから、熱い想いを抱いて臨むべきです。研修は事前に「何を得ようとするのか」「今の仕事には何が重要か」といった気持ちを持って臨まなければ、特に命令されて受ける研修に関しては無駄となってしまいます。そのために院長やチーフは事前事後にどのように対処すべきかなど「新人研修」を材料に外部研修の生かし方について195号の2ページから4ページにかけて書かれています。
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