今月は2017年の初めということで、毎年決めております『今年のテーマ』を『受ける、受けとめる』と致しましたした。院内で日々発生する顧客からの訴え、要望、感謝、不満や、チーム内での報告、指示、叱責、賞賛などをどのように受けとめ、どう受ければ良いのか。これは歯科医院の活性化を左右するほどの重要なことです。とかく技術面の向上ばかりが唱えられたり、対人応対上のテクニックやPRの巧妙さが重視されがちですが、一番の根本は人間関係を円滑にするための人間の器量の大きさや度量の広さではないでしょうか。
今月号は昨年12月のスタッフリーダー・ミーティングで行われた11人のパネラーの方を中心にしたパネルディスカッションの模様を掲載しております。
(1)会話を広げるための有効な方法
(2)落ち込んだときにモチベーションを上げるには
(3)後輩指導に当たって誉めると叱るのバランスは
(4)後輩に仕事を任せるときの注意事項
(5)医院目標と個人目標のありかた
(6)転院をくり返す患者をどう食い止めるか
これらに対し見事な回答がいくつも出されました。
そこには『受ける、受けとめる』ことの大切さが実践具体例として示されていたのです。
歯科医療現場の第一線で活躍するスタッフリーダーたちがこの問題をどのように受けとめたのか、そこが今月の読みどころ!です。
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