感染症の蔓延が危惧される中、歯科医院においても来院者に対し検温と手指消毒の依頼をしているが、それを拒絶する来院者への対応について永松・横山法律事務所の横山弁護士が明確なアドバイスを寄せている。
とかく近年「患者ファースト」の機運に押され、患者の要求を比較的受け入れがちになる傾向が歯科界にあり、そこに乗じて好き勝手を言う患者が多く、医院側もつい負けそうになるが、大勢の来院者を守る立場にある医療機関として「現在感染していない最低限の証明と、仮に感染していても他人にうつさないための最低限の予防措置に関しての協力依頼は行なわなくてはならない。
それでも我を張ったり応召義務を楯に強引に診療を強要してきた場合は、安心して診療に当たることができず、相互の信頼関係も維持できないとの理由で受診を断らざるを得ない」横山弁護士の明確な解説が213号の10ページから11ぺージにかけて書かれています。
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