「自費率を高める」とか「自費診療の増やし方」といった書籍やセミナーが存在するがここで紹介する自費率90%を超える院長にはそのような直截的でビジネスライクな考え方は微塵もない。自身の信じる道を歩もうと、一人ひとりに最善且つ最適な治療法は何かを考え理解が得られるように親しみをもって接し、誠実な対応を続けてきただけなのだ。
自費率90%超という現状は、開業年数を経るにしたがって完成した姿ではない。開業当初より「より良い治療法を説明し薦める」方針であったので、最初からこのような高比率だった。
尤も比率は90%超でも、数が少ないために決して豊かな医院経営であったというわけではない。
「もうだめか」と腹をくくらざるを得ないような状況に陥ったこともあったが、決して自らが決めた道筋を曲げるようなことはしなかった。苦しさに耐えながらも我が道を歩むうちに、ホンモノはやがてホンモノからの理解を得られるようになる。218号の1ページから4ページかけて『我が道を征くことで生まれる強さと美しさ』の代表例が書かれています。
【MCレポート第218号のダウンロードはこちら】