東日本大震災から約1年が立った2012年1月に発表した第109号では、被災地復興へ向けて多くの女性たちの勇気付けに貢献し、マスコミでも大々的に報道された化粧品会社ポーラの“ムービングサロン”の活躍について紹介しています。過酷な状況の中でも確かな復興の光を捉え上質なホンモノを求めようとする被災者に応えることで心の豊かさを届けることの価値を述べています。そしてそこから派生して歯科医療の真価について6ページから8ページにかけて書かれています。 その一節を紹介します。
“歯科医院がこれから安定的に経営を伸ばしていくために必要なことは、ことさら裕福な人を追い求めたり、高級住宅街に医院を出したりすることではなく「他への出費は控えてでも歯科医療費にお金をかける」ことに価値を見出す人を如何に丁寧に育てていくかを真剣に考えることです。 そして考えるだけでなくそのシステムを構築し、必要な人材の採用と教育を行うことです。地域性が問題なのではありません。どのような地域にも存在する『自分が信ずる価値ある歯科医療』『上質な歯科医療』を求める人たちに、それらを提供することを正当な上品な手法で伝えることです。“
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