「歯科医院の主役は誰か」と問われれば、誰一人迷うことなく「院長」と答えるでしょう。 そのとおりです。では「主役が最大の魅力と力量を発揮し、大きな価値を生産しているか」と問われれば“Yes”と“No”が混在する結果となるでしょう。これも頷ける結果です。どちらが多いかは医院によって異なるでしょうが、すべて“Yes”ではないところが、主役を最大限生かすことのできる脇役がチーム内に揃っていないことの表れです。
186号では、主役の力を最大限に引き出し、主役を生き生きと輝かせることのできる名脇役プレーヤーが誕生することの重要性について論じています。名脇役は、主役が活躍できる場を準備万端整えた上で主役を登場させ、主役の名人芸が流れるように繰り出されるよう次々と段取りを整えていきます。それはあたかもオーケストラにおける名演奏者を操る指揮者のようでさえあります。このような名脇役に該当するスタッフは、ただ漫然と待っていても現れません。
名脇役の重要性とその面白み、そして価値について知らしめ、そのことに喜びを持てるような人材を採用し、教育しなくてはなりません。186号の4ページから6ページにかけて名脇役の実例を紹介しながら採用と教育について述べています。
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