多くの歯科医院で、ベテランスタッフの嘆き節が聞こえてきます。「最近の若い子は指導の受け方がなっていない」この一番大きな原因は、対人関係能力の低下です。
社会全体のコミュニケーション能力が10年前よりも大きく低下しています。知人との情報交換や意見交流の大部分が直接対面して行われずに、通信機器を介した簡単な文章や写真や絵文字などで行われ、分からない事柄に出会えばネット検索で答を得ようとする。そして瞬時に回答を得ることができる。
このような時代背景が「知らないことを人に尋ねる能力」を著しく低下させてしまい、それに伴う聴く態度や言葉遣いなどの品質も極めて劣化してしまいました。従ってそのことを十分に踏まえた上で重要なことを教え、技術的な指導をし併せて『聴くスキル』についても教えて行かなければなりません。
そのための具体的な方法について214号、P5の中断からP7の上段に欠けて分かりやすい表と共に書かれています。
【MCレポート第214号のダウンロードはこちら】