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■組織とは何か■歯科医院組織とは何か■マイナーなニュアンスで使われる美しい言葉
『チームワーク』■ミスターラグビーこと天才平尾誠二の遺した言葉■個人の目的と
チームの目標は元来異なるもの■滅私奉公的になるとプレーから活力が失せる
■主体性をもった個人がつくっていくのがチーム■ミスをカバーするのではなくミスを
しないのがチームワーク■完成度の高いチームとは■強い組織の公式
■公式に当て... |
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■患者が歯科医院に寄せる信頼感の芯■価値ある時間を提供してこそ
■自費率を高め自費を増やすことが目的ではない■開業当初より自費率9割超
だが経営は火の車■我が道を征くことで光が見える■コロナ禍にも一向動ぜず
■方針を曲げず誠実に対応■強くて美しい歯科医院の真の強さ■坂の上の輝く
雲を見つめて上っていこう■危機に果敢に挑むことで生まれる強さ
■歯科医院によって異なるコロナ禍対応■訪問実... |
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217号全文に亘る17個の小見出しを列記することで本文の流れを把握する
ことができる。これを以て要約文とする。■多くの支持を受ける歯科医院の評判
■単なる印象で広がる素人の技術評価■スペシャリストであっても素人評価を
軽視しない■『強い歯科医院』への要件■歯科医療従事者に必要な3つの基本姿勢
■強化されない歯科医院の原因は院長にあり■歯科医院院長の職務スタンス
■ワンマン院長にあり... |
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生存競争本能から地位財の購入にばかり使っていたお金を、非地位財の魅力に
気付かせて、そこに使わせることができる商品やサービスは、幸福を運んでくれる
素晴らしいビジネスと言えるのではないだろうか。
そのように考えると当に歯科医療は素晴らしいビジネスに該当する。歯科医療に
従事する人たちには、この意識を強く持ってほしい。
歯科医院は歯を治すだけの修理工場ではない。歯をきれい... |
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13軒の歯科医院で行った『幸福度調査』の結果、大きな括りで見れば、幸福度を
高めている要素と低めている要素がすべて共通していることが分かった。恐らく
特異な例を除けば、現代日本の歯科医院で働く医療従事者のほとんどが、
自己肯定感が低く、前向きなチャレンジ精神に乏しい中で日々仕事を行っている
ということになりそうだ。これまで経営を順調に伸ばしてきた歯科医院であっても
院長以下全員の労... |
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人間集団である組織とは常に人の心に左右される極めて不安定な存在でもあり、
そこで生起される種々問題は、自然科学的“正解”によって解決できるものではない。
先月は「院長が抱える共通の悩み」として、ベテランスタッフが起こしやすい問題の
解決について考えたが、今月は新人などの若手スタッフに関する問題として以下の
3点を取り上げる。
1.研修時に決定したことを知らなかったり、忘れていたりす... |
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院長が磨き上げてきた技術と学識を、価値あるものとして正しく打ち出し、
誠実に提供することで歯科医院経営は間違いなく伸長していく。評判が評判を生み
来院者数が増加の一途をたどり始めると、正に「猫の手も借りたいほどの忙しさ」
に全員が忙殺されるようになりスタッフの増員へと向かう。
開業時には人選に慎重を期した院長も、とりあえず人手が欲しいの一心から
応募してきた中から比較的好まし... |
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IT技術はビジネスの幅を大いに広め、時間の短縮という価値をもたらしは
したが、人間によって生み出される価値を超えるものではない以上、人間対人間の
ビジネスである歯科医院に従事する人たちの仕事の価値を完全に高めるまでには
至らない。
それは20年前に板書で行っていたセミナー内容をパワーポイントが必ずしも
凌駕し得ないのと同様、コロナ禍対策としてのテレワークやオンライン研修は、
利... |
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歯科医院経営において最も厄介な問題として存在する院長とスタッフの対立や
スタッフ間の軋轢などの人間関係は、そこに発生する溝の深さや多さが大きな
悩みを生み、時として“人の排除”という言葉すら院長の脳裏をよぎることも
現実に起きていた。
コロナ禍は、そのような些かギスギスしがちな対人関係問題のホンネ部分の更に
底流に流れていながら見落としがちであった「今のスタッフと共に頑張る」という
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新型コロナ感染症に対する感染防止策をクリニックレベルで見た場合、歯科医院における対応が最も厳格であり進んでいる。それは歯科治療においては口腔内に存在する多くの菌が飛び散る危険性があることに由来する。
いち早く対策を講じた歯科医院に共通してみられる特徴は、今回のコロナ禍騒動が起きる以前から院内の感染予防や、清潔性の維持向上に積極的であった点、対策に
要する出費を厭わない点、そして院長の技... |
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8件の歯科医院における『幸福度調査』を通して、現代の歯科医療従事者に
共通する一つの問題点が見えてきた。
それは、顧客に対しても、チームメートに対しても、「助けたい」「喜ばせたい」
「互いに承認し合い相互尊重を深めたい」「感謝し感謝されたい」と思っていながら、
そのために必要な行動をとれないでいるケースが大変多いのではないかということだ。
「人の喜ぶ顔を見たい」、「他者に親... |
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前野隆司先生の著書『幸せな職場の経営学』に示された『幸福度を高める4つの因子』
に基づき、いくつかの歯科医院で行った『幸福度チェック』の結果から自分なりに理解
したことがある。
幸福をもたらす要因はいくつもあるだろうが、少なくとも歯科医療従事者として
歯科医院で働く人たちにとっては、私的な生活面は除き職場での仕事の成果や成長、
対人関係における相互承認や尊重といった要素は極めて大きな... |