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8回目を迎えた今回のスタッフリーダー・ミーティングの共通テーマは、
7月13日の「サマー・ミーティング」同様、『リーダーシップ』であった。
さまざまな職業の中で医療に関わる仕事は、患者の健康回復を実現していく
プロセスにおいて最も確かなリーダーシップが要求される職業のひとつである。
分けても歯科医療は、完治に至るまで長い期間を要すると共に、完治後も
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『誇りある人間対人間のビジネス』という思いを抱くことはとても重要だ。
医療者が患者を上の位置から見下ろすのではない。また「患者様」と呼んで
患者を持ち上げるのでもない。歯科医療者として自信をもって創り出した価値を
受診者に提供し、想定外の価値の高さに魅了された受診者が大きな満足を感じる。
そしてその満足度を更に高めたくて自己投資を怠らない受診者の、期待に
応えるべく歯... |
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余計な財テクに頼ることなく内部留保を高めておけば、少々の景気後退や
消費増税などのマイナス要因が経済社会を揺さぶったとしても、泰然自若として
我が道を進むことができるし、何よりもその姿勢こそが健康ビジネスである
歯科医院には相応しいものとして称賛され、更に好業績へと連鎖的に発展して
行くことになるはずだ。
小難しい計算も、小賢しい先読みも一切不要である。... |
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「真のおもてなしとは顧客の期待に答えることではなく、顧客に気付いてもらう、
伝えたいメッセージをしっかりと伝えることが本当の意味でのおもてなしである」
星野佳路氏の言葉である。
「多くの場合、人は形にして見せてもらうまで、自分は何が欲しいのかわからないものだ」
スティーブ・ジョブズが遺した言葉だ。
これらの名言はこれからの歯科医院の進むべき方向を指し示している。... |
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経済のグローバル化は、日本経済が欧米巨大資本に圧倒される懸念から、
群雄割拠であった金融機関など多くの大企業を、経営統合や業務提携という
形で体力強化へと向かわせた。また新興国家との価格競争に対抗するため
海外に生産拠点を移したりもした。
そのようなもみあいを経て行き着いた先は、『高品質』や『安全性』に
対する評価だった。これこそが成熟した資本主義社会における究極の価... |
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週刊新潮の記者、デスク、副部長を経て来られただけあり、人を引きつける
魅力いっぱい。福島第一原発所長の吉田昌郎さんがやっと取材に応じてくれた時に
「歴史に向って証言してくれ。」と言った門田さんの言葉と、
「部下達が凄かったと書いてくれ」と言った吉田さんの言葉に、
凄まじいリーダーシップの真髄が凝縮されている。
私は、まだ興奮さめやらぬうちに早速
「死の淵を見た... |
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読売新聞による一連の『ハンドピース使い回し』報道は、一義的に捉えれば
歯科医院にとって不穏な風が吹いたかのように思えるが、差異化戦略の一環と
して捉えれば、対応策次第ではこれを“幸せの風”に変えることができる。
世の中はより高度に、より細かく、こだわりの世界に進みつつある。
数を診ないと成り立たない保険診療重点態勢が、安全衛生対策に遅れを来す
一因になっているとの指摘... |
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歯科衛生士という有資格者は歯科医院には不可欠だが、『資格』という
IQ能力だけを求め過ぎるとEQ能力に目をつぶることになる。歯科医師も同様だが、
それでは“患者”という顧客相手の歯科医院では絶対にうまくいかない。
断言してもよい。
一方、受付と歯科助手には資格は不要だが、それだけに『経験』という一種
のIQ能力を重視する傾向も色濃く存在する。そのためにやはりEQ能力が... |
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『完全予約制』も『急患随時受入れ制』も患者本位に考えられた素晴らしい
システムだが、ほとんどの歯科医院でこの2つのシステムが混然一体となって
運営されているため、それぞれが持つシステム上の良さが失われ、患者本位に
考えられたにも拘らず、その目的を果たしていない。
特に来院者数の多い人気歯科医院ほど、予約患者と緊急患者のどちらにも
ストレスを与える結果になっており、... |
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非常識な辞め方、自分勝手な辞め方をする歯科医院のスタッフが多い。
この原因の一つは「正しい辞め方」を最初にきちんと教えていないことと、
相談する相手が院内にいないこと、また、相談することの重要性を
教えていないことによる。
今月は、歯科医院の正しい辞め方について述べてみたい。 |
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歯科医院も医療機関として人間の健康や生命に深く関係している。
そこでの仕事は、院長をリーダーとしたチームプレーの精度によってその成果は
大きく左右される。すなわち、院長のリーダーシップが強く問われる職場である。
学校で学んだことと同じ症例にばかり遭遇するわけではないだろう。
勤務医時代の経験値だけで乗り切れる場面ばかりでもないだろう。
突然のアクシデント、天変地異、... |
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「顧客のことをよく知ること」は、歯科医療という典型的なサービス業である
問題解決ビジネスにとっては極めて重要なファクターだ。それは歯科医療費を
修繕費と捉えている人間を、投資であると考えるように育成するうえで不可欠
であるからだ。
よく知るためには、コミュニケーションをとることが必要だが、みんなが
みんな気持ちよく話をしたいと望んでいるわけではない。中に... |