「受ける、受けとめる」をテーマとしてきた今年の活動を振り返り、また年末のスタッフリーダー・ミーティングの発表への助走としていろいろな「受け方」「受けとめ方」について述べています。
主題は伝えるときの「伝え方」も勿論重要ではあるものの、むしろそれをどう受けてどのような言葉を発するのか、どのように行動するのか、といった受け方や受けとめ方のほうにこそ、相互の関係を滑らかにしたり、新しい価値を想像し発展させたりするための要素がより多く含まれていると説いています。
それは筆者が日々行っている電話やメールといった意思伝達手段を通して経験してきた「受け方」の実例によって説明されています。
更に全国のさまざまな歯科医院での院内研修において本年行ってきた『受け方研修』のなかで発表された現場の実例6件を紹介し、それぞれに解説を丁寧に加えています。
そして6件の実例から学ぶべき教訓を、受け方のレベルを上・中・下の3段階に分け、このような受け方をしてはいけない、この受け方では不十分、このように受けるがベストと解説しています。
全てが実例を基に構成されており、単なる理論上の話ではないところなど今月の読みどころです。
|