今回のテーマは『パラダイムシフトを受入れる』です。人は慣れ親しんだ世界や生活に対しては基本的には保守的となり、大きな変革には抵抗感を抱く傾向にありますので、パラダイムシフトと言われるような大きな価値観の変動を受入れるのは困難なケースが多いように思われます。
しかし、と言うよりも、それだからこそ大きな変化を受け入れ、その変化に合わせて行動することは、新時代に成功を収める上では極めて重要であるとも言えます。
178号では今起きているパラダイムシフトのひとつに『健康観の変化』を挙げ、国の社会保障政策の見直し、国民の意識変革などと共に歯科医療の存在価値に大きな変化が生じていることを3節に分けて伝えています。特に第3節では、新しい変化に巧みに対応している実例や、それを伝えようとする書籍やセミナーなどを紹介し、今生まれつつあるニューパラダイムをしっかり受けとめ、自身のものとして受入れることの重要性を述べています。今月の読みどころはこの第3節と「活躍しないほうが社会全体は幸福になる職種の存在意義」を説いた第1節と、社会全体に広がる「健康に対する自己責任」の具体例を取り上げた第2節。
つまり全部が読みどころです! |