昨年12月のスタッフリーダー・ミーティングにおけるパネルディスカッションの内容をまとめた第1章は4つのテーマから成り立っていました。
(1)職種が異なるスタッフ間のコミュニケーションを向上させる工夫
(2)院内のミーティングをもっと活性化させ様々な意見を出し合って全員で結論を導いていくようにするアイディア
(3)出勤形態が多様化する中で、院内での決め事の周知徹底を図るための方策
(4)意欲的で働きやすい環境ができれば退職ではなく産休.育休という選択肢がもっと選びやすくなる。そのための対策。
といった課題に対し8人のパネラーが回答した内容はすべて組織の中に幸福度を高めることによって解決への糸口が見えるという実に素晴らしいものでした。 それは正に第2章の『満足度向上から幸福度向上を目指す』としたテーマへの導入部でもありました。
働き方改革は、単なる時短ではない、働く人間と組織の組み合い方を考えることではないかとの問題提起を実例を中心に述べているところが読みどころです。 |