『強い組織の歯科医院』をつくるに当って、今の歯科医院が組織として生き生きとしているのか?死んだようになっているのか?そこをまず点検することが必要であるとの観点から、組織内に潜む“死に体”となっているヒト、モノ、システムを洗い出すことを提唱します。
“死に体”を探知するための、組織の生き死にについての見識を遠藤功氏(ローランド・ベルガー会長)の講演『生きている会社、死んでいる会社』及び同じ表題の著書を参考に『生きている組織の歯科医院』と『死んでいる組織の歯科医院』の違いを明確にしています。
その上で、生きているように見える活性化歯科医院の中に隠れている“死に体”部分を除去し、いかにして生き返らせて行くのか、それこそが当に『働き方改革』の真髄ではないかと訴えています。
ともすれば単なる労働時間の短縮や勤務体系の多様化といった表面的な制度ばかりがクローズアップされますが、もっと本質を捉え、組織と働く人の双方を生き生きとさせることが『働き方改革』ではないかと伝えており、そこが読みどころとなっています。 |