業量や利益、人員の数など『量』という面で歯科医院と一流企業を比べても所詮意味はありませんが、倒産率の低さと、事業の継続年数の長さで言えば、歯科医院は伝統ある一流企業に比肩する存在といえます。
では『組織の質』という面で見た場合、歯科医院は一流企業と肩を並べることができるでしょうか。残念ながら多くの歯科医院は、その業量 に比例するように三流企業の組織でしかありません。
この点を197号では大きな口惜しさを伴って嘆き、そうではない、一流企業に見劣りしない魅力的で上品な『組織格』を築き上げるべきだと強調します。 そして少ないながらも一流企業に負けない組織文化を誇る歯科医院の成功事例を上げると共に、三流企業組織に留まっている歯科医院が飛躍できるためのヒントを伝えているところが読みどころとなっています。 |