来院者に対し「健康の手助けとなるようにベストを尽くし喜ぶ顔を見たい」と思っても、その思いを伝えきれないうちに来院が中断し「もっと距離感を縮めて良好な関係を築くことが
できれば喜んでもらえる結果を出せただろうに…」そんなもどかしさを感じながら自分の有能感を否定してしまうことがあるのではないか。院長やチームメートの喜ぶ顔を見たいという気持ちを持ちながらも、ナレッジワークやエモーショナルワークの不足から今一つ関係性の深化が図れていないという面があるのではないか。
『幸福度調査』を通して見えてきた現代歯科医院で働く人々が幸福度を今一つ高められない実態に対して、幸福度を高めるためのPDCAサイクルを管理しながら対人応対力のレベルアップを図ることにその解決策が隠されていると解説しているところが209号の読みどころです。
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